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『希望の地図』 [本]

重松 清氏の本。「希望の地図」を読んでいます。

実際に、震災後の東北を取材したことを小説に仕立てた内容で、
11日までに読み終えようと思っていたのですが、もう少しかかりそうです。

「希望の地図」の中で、

『道路が出来た、橋が架かったというニュースの陰には、
まだ避難所に残されている人たちもいるんです。
その人たちにとっては、世の中が前に進んでいるニュースを見ると、
かえって自分だけが取り残されてしまったような気がして、落ち込んでしまう・・
そのことを忘れてはいけないと思うんです。』

そんな言葉に考えさせられました。

100%の復興ではないということを、知らない現実もあるのだということを。
↑の言葉は、震災後、間もない時期の取材だったとしても、
今もまだ同じような状況はあるはずだから。


6年前の3月11日、14時46分。
私は、今の職場で仕事始めとなる初日の研修中でした。

6年間、仕事を続けられたことに感謝しつつ、
今日は、職場の仲間たちと、東北へ向けて黙祷したいと思います。



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本の中を旅する時間 [本]

昨日、小さな朗読会を終えました。

IMG_2078 (1).jpg

声があまり通らない私は、直前は日に3度読んで本番へ。
森 絵都さんの「夏の森」という短編。

登場人物:30代の主婦の私。夫。小5の息子。
100円ショップで目玉商品として売られていたカブトムシ。
そのカブトムシを見た瞬間に「自由奔放な女になりたい」という子供の頃の思いが浮かぶが、
連想の理由もわからないまま、カブトムシを森へ逃がしてやりたい、と思いつく。
夫や息子には理解できない行動のようで、昼食後、家事を済ませて、
一人で雨上がりの都立公園へ向かう。
その広くて深い夏の森で出会った大樹を見上げているうちに、
いくつかの記憶と現在が結びついていく。。というお話。

夏の森と大樹の描写が好きで、この作品に決めたのです♪

聞きに来てくれた友人が、
映像があるわけじゃないのに、自分の中でシーンが思い描けるのが新鮮だと言ってくれた。
雨上がりの夏の森を、お話の中でその方自身が歩いてくださったとしたら、
読み手として、これほど嬉しいことはない^^

声もよく出ていた、と言ってもらえて、ホッ♪


「読む」
その難しさを、読めば読むほど感じながらの練習でしたが、
読んでいくと、その情景が今までとは違って深みを増すことがあるのです。
読み込んでいったからこそ見える風景、出会える瞬間、と言えばいいでしょうか?
作品に、近づけたような気がします。

『本の中を旅する』。。。朗読の、そんな感じがたまらなく好きです^^

また次の作品探しが始まります♪




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芍薬の切り口 [本]

吉川英治著の宮本武蔵ファンだった20代。

木村拓哉演じるドラマ、宮本武蔵を所々見ています。
キムタクファンにあらず。
武蔵ファンです。(笑)

昨日は、帰宅が遅れて後半しか見えなかったのですが、
好きなシーンがあって、それを思い出したのです。

ドラマの中では、一枝の菊になっていましたが、
原作では芍薬でした。

柳生石舟斎が切った芍薬の枝が、何人かの手を経て武蔵に渡る。
武蔵は、誰がその枝を切ったのか知らずにいるのですが、
その切り口を見て、只者が切ったのではないと察する・・・というシーン。

当時の私は、武蔵の非凡な才に感動することしきりだったのです。(*'ー'*)

今日の宮本武蔵は、録画。
時間があったら、明日にでも見ます♪

ふさわしい写真を載せたいところですが、写真を撮ってなくて。。
まずは、記事をアップ♪ 
タイミングを逃すと書けなくなっちゃうから。






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読み手として [本]

6月から練習してきた朗読を、先週、披露する場がありました。
大人に読みたいと思って1年近く。
その初舞台。

マイクテストもありました♫

生涯学習の一環で、60~70代くらいの方の前で。
100名くらいだろうか?
あまりの人数の多さに緊張。^^;

お話の登場人物は、3名。
若者とその恋人。そして老人(仙人)

練習を始めた頃は、
「老人の声が作れない。。(><*)ノ」と凹んでばかり。
先輩のオネーサマに
「声を創るんじゃなくて、気持ちを創るんだよ」そう言われても
毎回のようにダメ出し。(笑)


それでも、先日、本番を迎えることが出来ました。^^
初日、1ページ目は緊張して声があまり出なかったけれど、
2日目は、何とか普通に読むことが出来たので、
読み終えて自分の席に戻った時に、一人のオネーサマは笑顔で大きく頷いてくれた。
「OK」のサイン。 (v^-^v)♪


最後の練習の時に、

『やっと自分の作品になったね』
そう言ってもらえたことが、本当に嬉しかった♫  (*'ー'*)


聞き手には、どんな情景が浮かんだのだろう。
『作品を信頼すること』
それも、オネーサマからのアドバイス。
どんな情景であれ、浮かんだものがあるのなら、充分。



朗読。
一つの舞台が終わって、その面白さに触れることが出来ました。


        ホッ。。(*'ー'*)

      









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山崎豊子さん [本]

最初に読んだ本は、何だったろう。
最後に読んだのは「運命の人」

好きな作家だった。

社会的な出来事に疎く、経済事情もよくわからない。
戦争に関しての意見交換も遠巻きに眺めているような私を、
小説の中にグイグイと引き込んでくれた作家だった。


戦争体験、戦争で引き裂かれた家族、政治家の駆け引きや、企業や銀行・商社の買収や合併、男たちの野望、翻弄される家族。
その小説の中に入ると、最後まで目が離せないという作家でした。

「大地の子」
「不毛地帯」
「華麗なる一族」・・・

どれも90年代前半の日付が、文庫本に記されています。




山崎さん。書きたいと思った小説は、書き切ることができましたか?

サバンナの夕陽は、小説に出てきた時の印象が強くて、今でも思い起こすことができます。

長い間の執筆活動、本当にお疲れ様でした。    

          ご冥福をお祈り致します。






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心のアクセント [本]

6月から参加している朗読サークルの練習は、3ヶ月を過ぎ、4か月目に入った。

【心】のアクセント。

「こころ」と読むとき、あなたは、どこにアクセントを置きますか?

真ん中の「こ」にアクセントをつけていた私も、ようやく「こころ」と同じ高さで読むことに慣れました。

ところ変わればアクセントも変わり、普段は地元言葉で(笑)、

朗読の時は少し気取って、でも、アクセントに気をつけながら、丁寧に読むことを心掛けてます。^^

愛知出身の作家、新美南吉が、今年7月30日に生誕100周年を迎えたため、こちらでは南吉特集を組む自治体もあり、私も今は南吉の作品を練習中。


登場人物の気持ちを汲むという作業は、難しく、わからないことが多くても、
人を知るきっかけになっていきます。

読むこと。これもまた自己表現の一つ。(*'ー'*)



もう一つの「心のアクセント」

発音ではなく、普段の生活の中で彩りとしてのアクセントは、友人たちとのお茶の時間、かな。

東京に転居した友人が、この夏、会いに来てくれました。^^

スタバのカウンター『専用席』で、高校時代に戻って♪
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